港湾荷役
Port Cargo Handling
港湾荷役について
Port Cargo Handling
釧路港は、東北海道の太平洋側に位置しており、東港区と西港区から形成されています。明治32年(1899年)に普通貿易港として開港し昭和26年(1951年)に重要港湾に指定されました。
以来、日本有数の食糧供給基地である東北海道地域の物流拠点港として、地域の暮らしと産業において重要な役割を果たしています。
後背地である「ひがし北海道」は、酪農を主体とする農業と、恵まれた浅海資源を活かした水産業が基幹産業となっています。
さらに、水産物や農産物を原材料として水産加工品、酪農製品等や、紙パルプや木材等の資源活用型の工業が発達しています。
釧路港は飼料の原料となる穀物の主要産地である北米に最も近い穀物輸入拠点港です。
平成31年(2019年)からは、国際バルク戦略港湾として整備してきた水深14m岸壁が供用を開始しています。
石炭船荷役
Carbon Ship Cargo Handling
西港第4埠頭では、釧路市営の石炭アンローダにより輸入外炭(年間64万トン)の 荷揚げを行っております。
チェーンバケットエレベータ式アンローダ
- 1基1,200T/H
- 搬送コンベヤ機長(横送り)228.0m
- 搬送コンベヤ機長(縦送り)71.3m
お問い合わせ
第一営業部港運紙業課
TEL0154-54-3102
飼料船荷役
Feed Ship Cargo Handling
西港第2埠頭及び第2埠頭南側バルク1号桟橋には飼料原料の迅速な荷揚げのために3基のアンローダが設置されています。
- ニューマチックアンローダ(穀物用)1基400T/H
- ベルトコンベヤ式アンローダ(穀物用)1基400T/H
- ポータリンク式アンローダ(穀物用)1基800T/H
お問い合わせ
第二営業部飼料穀物課
TEL:0154-54-3111
小麦積み荷役
Wheat Loading Service
道内で収穫した小麦を穀物船積センターから、主に関東の製粉工場に運ぶ船舶へ積み込む荷役を行います。
釧路港は冬季でも海が結氷しない不凍港の為、一年を通して船積作業が行えます。
位置 | 釧路市西港3丁目104番地1 |
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サイロ型式 | 全溶接鋼板製円筒型サイロ |
貯蔵物 | 小麦 |
有効貯蔵量/基数 | 500T/6基 |
総貯蔵量 | 3,000T |
搬入能力 | 200T/H |
本船積込み能力 | 400T/H |
お問い合わせ
第二営業部飼料穀物課
TEL0154-54-3111
RORO船荷役
Roll-on/Roll-off Ship Cargo Handling
海陸一貫輸送の主役は全天候型のRORO船です。西港第1埠頭及び西港第2埠頭では、 ほとんど毎日の様にRORO船が安全でスピーディーな荷役を行っています。
お問い合わせ
輸送部輸送課TEL:0154-54-3151
肥料船荷役
Fertilizer Ship Loading
道東一円において使用される肥料は、主に、北米やヨーロッパ、アジアなどの世界各国から原料を輸入しています。
釧路港・東港区および西港区に跨る肥料専用倉庫群での倉庫保管から各肥料工場様への配達まで、流通の一端を担っています。
お問い合わせ
第一営業部港運紙業課
TEL:0154-54-3102
国際コンテナ荷役
International Container Service
2002年8月、韓国の船会社・南星海運のコンテナ船が釧路港に寄港、釧路港と韓国・釜山港を結ぶ定期コンテナ航路が開設されました。国際ハブ港湾・釜山港を結ぶ外貿定期コンテナ航路を利用した東北海道唯一のグローバルゲートを目指しております。海外と結ぶコンテナ貨物の輸送・通関・作業を一貫してお手伝いいたします。
定期コンテナ航路は国際ハブ港湾・釜山港を利用して、農林畜産・水産物の地場産品をはじめ、工業製品などを世界各地に輸出。また、世界各地より多岐にわたる輸入品の取扱をしております。更に2020年11月、新たな韓国船会社が寄港しており、釧路港からコンテナを利用することで、より迅速に、より確実に海上貿易の物流面から皆様を強力にサポートします。
お問い合わせ
第一営業部外航課 札幌支社 東京支社
TEL:0154-54-3121 TEL:011-815-3131 TEL:03-3214-2291
釧路港定期コンテナ航路 概要
航路名 | 韓国 |
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運航船社 | 南星海運(株)(NAMSUNG SHIPPING) / シノコー成本(株) |
便数 | 週2便(金) |
寄港地 | 中国主要港~釜山~釧路 |
船舶 | 南星海運(株)962TEU型 5船 シノコー成本(株)834~1,103TEU型 2船 |
コンテナターミナル 概要
埠頭名 | 西港第3埠頭突端部18号バース |
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岸壁水深 | -12m |
岸壁延長 | 240m |
エプロン幅 | 20m |
CY面積 | 30,200㎡ |
コンテナ蔵置能力 | 2,400TEU |
リーファー電源プラグ | 440V×50口 |
荷役機械
ガントリークレーン | 1基(定格荷重30.5t) |
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伸縮式スプレッダ付フォークリフト | 無し |
リーチスタッカー | 3基(最大荷重45t) |
保税地域
名称 | 三ッ輪運輸(株)西港第3埠頭 コンテナヤード保税蔵置場 |
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指定面積 | 30,200㎡ |
蔵置貨物 | 一般輸出入貨物 |
植物検疫
検査場所 | CY内 |
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面積 | 3,595.6㎡ |
動物検疫
検査対象物 | 畜産物(肉等) |
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検査場所 | CY内 |
面積 | 30,200㎡ |
ターミナルオペレーター | 三ッ輪運輸(株) |
お取扱い窓口
三ッ輪運輸(株) 第一営業部 外航課
担当:齊藤 / 早川 / 田中
TEL:0154-54-3121/FAX:0154-65-6857